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MAMA & PAPA
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いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

星野奈々子

星野奈々子さん 料理家

ITエンジニアとして働きながら料理の勉強を始め、退社後にフードコーディネーターとして独立。現在は書籍、雑誌、企業のレシピ開発を中心に活動。「はじめての台湾料理」「オートミールの朝食とおやつ」(PARCO出版)など著書多数。12歳の息子を持つママ。

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宇宙飛行士体験 [Recipe:さつまいもの豚汁]

こんにちは。料理家の星野奈々子です。

6月に息子が何かで読んだようで、突然「筑波宇宙センターで宇宙飛行士体験をやりたい!」とのこと。

調べてみたところ、茨城県の筑波にあるJAXA筑波宇宙センターで、予約をすると宇宙飛行士の訓練体験ができることがわかりました。

早速週末にでも、、と予約しようとするとすでにほぼ満席。8月の休日で1日だけ空いているところがあったので、すぐに予約し、やっとその日が来たので行ってきました。

まずは誰でも自由に見学できる展示館「スペースドーム」から。

人工衛星や国際宇宙ステーション、ロケットの模型や宇宙服などが展示してあります。宇宙服の後ろから顔を出して撮影できるフォトスポットもありました。

 

こちらはドリームポートと呼ばれる、100万分の1スケールの地球。

空に浮かんだISS(国際宇宙ステーション)を真剣に眺めていました。

 

はやぶさ、こだま、きくなどいろんな人工衛星の模型があり、宇宙好きにはたまらない展示館だったようです。

一通り見学が終わってから、体験前にミュージアムショップで先にお土産選び。

目をキラキラさせて、手に抱えていたのはスペースシャトルの模型とホワイトパズル(300ピース)。

ホワイトパズルは忍耐力や集中力を見極めるために宇宙飛行士の試験に出たもので、真っ白なピース、しかも形がとても似ているピースばかりが入っている難易度の高いパズルです。手伝うことを思うと気が遠くなるようなパズルですが、どうしても欲しい。。!とのことで買ってみることに。完成させることはできるのでしょうか。。

 

その後、宇宙飛行士訓練体験へ。

8名の少人数の体験者+見学者がJAXAのスタッフの方に説明を受けて宇宙飛行士が訓練することの一部を体験させてもらいます。

まずは宇宙飛行士のようなオレンジの宇宙服に着替えます。施設内は認められた場所以外撮影禁止、かつ撮影した写真は公開禁止なので写真は公開できないのですが、これだけでも子供はテンションが上がると思います。

宇宙飛行士と管制官役に分かれて、言葉のみで図形を伝える訓練をしたり、24ピースのホワイトパズルにチャレンジしてみたり、月面でローバーの操縦体験をしてみたり、、と全部で3時間程度の長い体験でした。

全員で協力しながらやるものもあるので、対象は小学校2年生以上ですが、宇宙に興味のあるお子さんにはとてもおすすめです。。!

 

そして別の日。

今度は六本木で行われた小学生向けの宇宙飛行士体験。

こちらもオレンジの宇宙服に着替えて、宇宙について学びました。

若田光一さんの無重力空間での映像を見ながら、ラジオ体操をしたり、フリーズドライの宇宙食を試食して、何の味かを当ててみたり。筑波宇宙センターでもやった図形の伝達ゲームもやりました。教えてくれるのは宇宙教育を専門にされている会社の方らしく、参加した子供たちはみんなとても楽しそうでした。

そして最後はホワイトパズル。24ピースのパズルを制限時間内に仕上げます。

20人程度いた中で仕上げられた子はひとりだけでしたが、このパズルは完成させることが目的ではなく、このようなストレスを強いられる状況でもイライラしたりあきらめたりせず、一生懸命取り組む姿勢が重要なのだそうです。

保育園時代は車・バス・電車が大好きだったのですが、だんだん飛行機好きになり、最近は宇宙へ興味が広がったようです。乗り物系が好きだったり、動物や虫、恐竜が好きだったり、戦隊モノが好きだったり、子供の興味というのは人それぞれで本当に面白いですよね。

その子の中にある興味の種を潰さないように、できるだけ興味のあるイベントに連れて行ったり、関連する本を買ってあげたいなと思っています。

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今回、ご紹介するレシピはうちの朝ごはんの定番、「さつまいもの豚汁」です。

豚汁、というと豚肉、大根、人参、ごぼう、ねぎ、油揚げ、、あたりが具材の定番かと思いますが、私は豚肉以外は何でも使っています。特によく入れるのがさつまいもやかぼちゃなど甘い芋類です。

豚汁は味噌汁に比べると手が込んで見えますが、実は出汁をとる必要がないので、味噌汁よりも簡単に作れます。息子は朝はあまりたくさん食べられないのですが、汁物にすると食べてくれるので、雑穀ご飯と味噌汁(またはスープ)のみの日が多いです。豚汁にするとたんぱく質が一緒に摂れるので、おかずがなくてもある程度栄養を摂ることができると思います。

まずは豚こま切れ肉をごま油で炒め、余った野菜を加えてさらに炒めます。今回はさつまいも、長ねぎ、しめじを加えています。少しずつでも何種類か加えた方がそれぞれの旨味が出てより美味しくなると思います。

次に具材がかぶるくらいまで水を注ぎ、沸騰したらアクを取ります。火を弱め、5分ほど煮て好みの味噌をとき入れてできあがり。私は少し甘めの豚汁が好きなので自家製の米味噌と麦味噌を半分ずつ加えています。

よかったらぜひ作ってみてください。

 

材料(2〜3人分)

さつまいも 小1本

長ねぎ 1/2本

しめじ 1/2袋

豚こま切れ肉 100g

ごま油 大さじ1/2

水 600ml

みそ 大さじ2〜3程度

作り方

1. さつまいもは7〜8mmの輪切りにして水にさらし、水気をきる。長ねぎは斜め薄切りにする。しめじは石づきを落とし、小房に分ける。

2.鍋にごま油を熱し、豚肉を入れて中火で色が変わるまで炒める。1.を加えて全体に油が回るまで炒めたら、水を加える。沸騰したらアクを取り、5分ほど煮て火を止め、みそを溶き入れる。

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