MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!
神奈川県生まれ。アパレル企業勤務の後、独立。女性誌を中心にカタログや広告などで活動中。キッズや、インテリアなどジャンルレスにスタイリングを手がける。三児の母。
子連れ旅②過ごし方編
こんにちは!
スタイリストの田沼トモミです。
みなさまゴールデンウイークはいかがでしたか?
我が家はBBQやらテーマパークやらこまごま遊んで(ほぼ長女向けのイベント)あっっっという間に終了。休みって本当に一瞬ですね〜!
さて。前回【子連れ旅】の旅育について綴りましたが、今回は「過ごし方編」について。
※【子連れ旅】旅育編はこちら。
長女・初海外は3年前のベトナム・ハノイ旅。
旅行となるとあれもしたいこれもしたいとついつい欲が出てしまうと思うのですが、チビにとっては大人よりも大冒険!
未知の世界であれもこれもで疲れて不機嫌になっては困ります。
短い旅程で負担なく・・とも思いましたが、非日常感を味わいたかったのと現地でゆっくりすることを目的に「旅育」に重きを置いた初の子連れ海外旅は6日間で決行に至りました。
保育園で昼寝もたっぷりしている頃だったので、お絵かき→映画(主にディズニー)→機内食→昼寝であっという間に到着です。フライト中寝れないとキツいので、出発時間も子連れ旅では重要!以前沖縄で失敗してフライト中ほぼギャン泣きという惨敗にもなったので慎重でした。もちろん年齢の関係もありますが、この時4歳。ぐっすり寝てくれたことで私自身もフライト時間をゆったり過ごすことに成功。親子ともに経験を積み重ね、成長をしたんだな〜としみじみ。
子連れ旅は移動時間に余裕を持ったり、ハプニングが起こることも覚悟しなければならないので、プランはガチガチに決めずにむしろノープランくらいがちょうどいい。ガイドブックは一応バッグに忍ばせますが、基本的には現地で決める程度で。
滞在先のホテルさえ十分にくつろげて満足感が高いのであれば、子連れ旅はそれだけで十二分なのでは、と思うくらい。衣食住のうちの食と住に重点がおければ、最悪天気が悪くても体調が悪くなっても快適に過ごせるので、それなりのところを選びます。
ハノイにビーチはないので水遊びできるプールはホテル選びの必須条件。
もちろん大人もプールでゆったりくつろげるので文句はありませんが、我々大人が楽しめる時間と言ったらやっぱり「食」。「ホテルの食事がおいしい」は口コミをチェック!
疲れて飯どころに行くのが面倒・・ってなことになっても、ホテルのご飯さえ美味しければ万々歳。子供が好きなものも絶対あるという安心感。このハノイ旅で感激したのは本場のフォーは深みがあってめちゃくちゃ美味しかった、ということ。
そしてフランスの植民地だったという歴史もありどこで食べてもパンがめちゃくちゃ美味しい!
お次に大事な「住」。
できるだけ子どものペースに合わせてのんびりできることを第一に移動が楽な街の中心部・オペラハウスに隣接する2カ所のホテルにステイしました。
◯ヒルトンハノイオペラ
建物は古くも安心のヒルトンブランドで手入れもしっかりしており清潔。あちらこちらに飾られている絵画もフランスっぽいムードが漂います。朝食ビュッフェは3泊でも飽きずに堪能!
ラウンジも広々として天井も高くピアノ演奏でゆっくりくつろげる。これで3泊朝食付きで1室2万円・・?!コスパ良すぎます〜〜〜!
◯ソフィテルレジェンドメトロポールハノイ
一度は泊まってみたい「ハノイの最高級ホテル」ということで1泊のみこちらで。それでも日本の一流ホテルに泊まるよりは断然安くリッチな気分を味わえるのが、アジア旅の魅力の一つですね。
100年以上の歴史を持つ格式高いホテルで館内にはエルメスも。抜群の雰囲気の中、シルクの美しいガウンをクローゼットで発見。身に纏って速攻ですこーんと眠りにつきました。部屋の前には広々としたガーデンがありプライベート感も満載。
むしろホテルで一日過ごしたいくらい笑。ステイ先が快適ならあとはのんびり過ごすだけ。
プール遊びに街歩きをプラスして3日間は余裕を持ちました。
旧市街であるハノイへの街歩きもホテルから近く、ハノイの中心地とされるホアンキエム湖や寺院では旅行者も多く異国情緒たっぷり。どこの国でも街でも、ホッと一息つけるスポットを散策する時間を持つことは大事だなあと思います。
日々、仕事と育児の両立で大忙し。旅に出かける時くらいは頭を空っぽにしたいものです。
ガイドブックを一通り読んでも大人向けの提案ばかりだったので子連れで大丈夫だろうか?という懸念もありましたが、どこの国にも子供は存在しているわけで。
日常生活の延長と思えば心配無用ですね。ただ「いつもと違うなあ」と肌で感じることができたなら、それが刺激になるのかなという思いです。
ハンザ・ギャラリアという市場にあるバッチャン焼きでは所狭しに陶器がわんさか!器は色鮮やかで絵付けも好みなのでもっと買えばよかったと後悔もありますが、子連れ旅ではできるだけ荷物は最小限にとどめたい。「またいつか買いにいこう」くらいの気持ちで。一緒に選んで楽しみはなるべく共有します。
ハノイ本では常連とも言えるくらい有名どころらしいハンコ屋さん。娘のベトナム語のハンコを作ってもらいました。親子旅の思い出を形に残すのも一つですよね。1個200〜300円。
拠点のホテルから徒歩30分圏内にある世界遺産でもある「タンロン遺跡」はタクシーで行っても数百円。湿気が多く日本の4月と比べて格段に暑いので、いざとなったらホテルに退避できるよう無理はしないのが鉄則。何せハノイの温度は30度を超える日もザラです。
訪れたスポットは大体徒歩圏内。移動はできるだけ最小限にとどめました。
意外に時間もたっぷりあるしツアーで遠出しようか、ということで世界遺産のハロン湾へ船旅に。街歩きとホテルステイから一変、冒険色の高めな1日はなか日に設定。
船や飛行機という特別感のある乗り物はいくつになってもワクワクするものです。
ホテルからバスに乗り、観光スポット巡りと食事付きで大体7500円くらい。代理店を通さず現地で予約したので格安でした。(日本で予約をすると12000円くらいです)
ハロン湾に存在する鍾乳洞は中に入るとライトアップもされているためか神秘的なムード。日本の鍾乳洞はライトアップはなく厳かな雰囲気なので、ちょっとした違いを感じます。
日本ではあまりお目にかかれない風景や人々、初めて耳にする言語や文化。
大人と違ってフラットな視点を持つ子供とはいえ、何らかの刺激もあったのでしょうか。
子供の目にはどんなふうに映ったのでしょうね?
親子の絆だけでなく、姉と娘、私と姉との絆もまた深まったように思います。
言語も通じず知らない土地で過ごすことは多少の苦労もありますが、そこで培う経験は日常の倍かもしれない。
テレビもスマホも情報源となるものから離れて夜更かしせずに爆睡できることも旅の醍醐味ですね。
またそんな旅ができたらいいなあと思います。
次はビーチに行きたいなあ。
まずはマスクをしなくても安心できる世の中になることを願って。
それでは、また。
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