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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

田沼 トモミ

田沼トモミさん スタイリスト

神奈川県生まれ。アパレル企業勤務の後、独立。女性誌を中心にカタログや広告などで活動中。キッズや、インテリアなどジャンルレスにスタイリングを手がける。三児の母。

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共感、寄り添い、傾聴

こんにちは!

スタイリストの田沼トモミです。

出会いと別れの季節、春・・というか昼間はもう春をぶっ飛ばして初夏では?!というくらいに汗ばむ日もある今日この頃です。

まだ衣替えすら追いついてませんが、小物だけでも春っぽいものがあると気持ちもウキウキ。カラフルなバッグやビーズやカゴバッグを引っ張り出してテンションを上げています。

 

娘たちの春小物も買い足しました。

Bucket Hat,Sunglass,Hand-Knitted bag/petitmain

我が家の長女はピカピカの一年生から新二年生になり、次女は0歳児クラスから1歳児クラスに進級へ。

長女が一年生の時は交通的目線からもわかりやすい黄色いカバーをつけるのが必須でしたが、今年度からは外してOK!ということで晴れてハーフカバーがお目見えです。

 

一方、もうすっかりトコトコ歩きのもうすぐ1歳半になる次女たん。赤ちゃん感がなくなってきてしまい母さんはちと寂しいのよ。

Bucket Hat /petitmain

お気に入りのミニーちゃんバケハ。リバーシブルなので一粒で二度おいしいかわいさ!長女が保育園時の時から変わらず、ソックスをパンツの上にぎゅっと伸ばして履くスタイルが好きです。

首までしっかり守ってくれるので日除け効果もあるのがありがたい。

ディズニーキャラクターに惹かれまくってるので、ご機嫌でかぶってくれます。不機嫌になるとイラっとして帽子を床に叩きつけてますが。(その素振りはまるでダ◯ョウ倶楽部のU島さんのよう。)

ま、それもまたかわいいんですがね。

 

最近は靴を脱ぐとき「ペリペリしてね!」と声をかけるとペリペリ〜っとマジックテープを剥がして脱げるようになりました。汚れるしお出かけ靴は勿体無いので履きやすさ優先。保育園児あるある・・なニューバランスの996シリーズです。

うーん、成長・・ついこの間まで靴のままただいまー!って土足で入ってたのに。。。!

できることが増えると今度はできない時の不機嫌度がひどい、これを世の中的にはイヤイヤ期と言うのでしょう。失敗してもとにかく褒める!褒めて褒めて褒めまくる!名付けてイヤイヤ期は褒めてテンションを上げよう大作戦!!

もちろん「褒め」だけで通用しない時もあるので、保育園の先生たちが口をそろえておっしゃる「受け止める」を実践。

 

ただこれについては、時間がない時には正直難しい。イヤイヤし始めて収拾つかないくらいになると、こちらも焦ってしまうんですよね。家なら最終的には放置もありえますが、スーパーなど人の多いところで地面に突っ伏す事態になってしまうとチーン・・。

(ディズニーランドでぎゃー!!の図↑。ディズニーなのにヤナセコラボ・・)

が、気を取り直して「そっか〜、とにかくいやなんだね。うんうん。」と物分かりのいい人を演じてみる笑。手のひらの上で転がしてみるくらいの気持ちで!!! 振り回されて我を失う前に余裕の心を持つつもりで決して当事者にならない!!!あくまで自分はコンサルタント!!!!(何のこっちゃ

 

そう寄り添って“共感”していくうちに、何がいやで不機嫌なのかがだんだん見えてくる。本人も次第に落ち着きを取り戻すので私も随分と取り扱いがうまくなったなーと感じています。(これを人は自己満といいますが。)

 

イヤイヤ期でぐったり・・はもちろんのこと、全然いうことを聞かない!とか不機嫌がひどい!と思う時期は親なら絶対に一度はあることなんだろうと思いますが、こちらがどうにかしようともしなくとも、いずれ子は成長するということがわかったので今は俯瞰で見て冷静に対応できるようになりました。

 

長女を例に、それはそれはだいぶ進化を遂げておりますので。

多少大袈裟に聞こえるかもしれませんが、言うなれば子猿がそれなりの人間に成長したって感じです。

Overall,Hand-Knitted bag/petitmain

そうは言っても驚くほどまだまだこどもなんで、最近は「20%できてりゃいい」って思うようになりました。(え。レベル低い?)

そんでもって自分の子育ても20%できてりゃOKって思うようになりました。

 

・・やっぱ低いかな。でも20%ならクリアできた感があるし笑。

まあ先は長いんであまり意気込まなくてもいいやと言うことで。母の好きな言葉を借りるならば「にんげんだもの」by 相田みつを

 

今は見守り、共感し、互いに育ち合う。これを目標に。

・・とそんなことをぼんやり心に留めていたある日。

久々にお仕事をご一緒させてもらった子育て系オールマイティーのライターさんとのおしゃべりで、最近取材で刺さった言葉があるんですと言うので聞いてみると

「田沼さん、子育ては傾聴らしいですよ。」と。

これを辞書で調べると

長女の小学国語辞典より(学研)

相手との信頼関係を築くだけでなく、傾聴を通して自分自身を知り、感情のコントロール等精神的成長を促すきっかけにもなる・・とネットには詳しく加筆されていました。

 

傾聴。

子供相手だけでなく全ての人類にできるといいな・・・と。

仕事でもこういう姿勢は大事だし、対応が雑になりがちな身内に対しても、もちろん、世の中的にも。

つい自分の置かれてる状況に気を取られて自分ばかりが大変と思ってしまい余裕を無くしがちですが、相手に寄り添うことで自分の感情をもコントロールできるのは確か。

 

優しくありたい。

誰に対しても。

 

知らぬ間に長女が私のスマホのメモ帳にメッセージをくれてました。

色々と思い悩んでいた時に見つけたので、突然ほっこり。涙がぽろり。

 

だいすきを言葉でたくさんくれていた3、4年前。

それはいつしか文字として手紙になり、今となってはスマホのメモ帳に。

成長ってすごいですね。

 

どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、20%の子育てしかできなくとも。

愛おしきこどもたちから、これからもきっとパワーをもらうことでしょう。

 

 

それでは、また。

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