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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

田沼 トモミ

田沼トモミさん スタイリスト

神奈川県生まれ。アパレル企業勤務の後、独立。女性誌を中心にカタログや広告などで活動中。キッズや、インテリアなどジャンルレスにスタイリングを手がける。三児の母。

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こたつ、まんが、冬ごもり。

こんにちは!

スタイリストの田沼トモミです。

 

毎日ほんとうに寒くてしんどいです。冬生まれだけど冬は苦手。

今1歳3ヶ月になる次女と同じ部屋で寝てるのですが、朝日がのぼるとともに目覚めるので私に目覚まし時計は必要ありません。起こしてくれるのはいいけれど、寒くて出れず、ベッドで20分くらいうだうだしてる母です。次女の「あー!あ!あ!あ!(おむつ変えろ!牛乳くれ!リビング開けろ!)」という圧がかからないと起きられません。年々冬の朝が辛いです。これは年なんですかね?泣。

 

春よ、早くこーい!

オミクロン株でお外に出るのも怖いし・・いやいや、それよりも寒くてでたくないというのがつまるところ、本音です。テラスでさえ、震える。

姉・Tiered One-pieceMellow Flare Leggings/petitmain(120cm)

妹・Tiered One-piece/petitmain(90cm)

 

あーかわいいな、娘たちのこびと感。完全親バカですけどこの人らの絡みが見れる週末は最高です。

こんな感じでもっぱら休日は家。せいぜい近所へ買い物か外食。車で出かけるのもおっくう。年末にこたつも入手したので冬ごもりまっしぐらです。ひどいときはデスクワークならぬこたつワーク。

 

一度こたつに入ったら最後、出られない。こたつ、やばいです。仕事してる時はまだがんばれてもご飯の後に横になったらダメ人間まっしぐら。そりゃ猫もコタツで丸くなるわ。昔実家にあったけどおそらく25年ぶりくらいのこたつはしあわせが過ぎてエグい。ついついそのまま寝ちゃう、をやってしまうよね。

 

 

さて、そんなこたつにもぐって子供たちが寝た後に漫画を読みあさるのが最近の地味な楽しみの一つです。

 

今ハマっているのはドラマ化もされてますが田村由美先生の描く「ミステリと言う勿れ」。

彼女もいなければ当然結婚もしたことのない、大学生の久能整(ととのう)くんから発せられる名言が、かなりクる。

ゴミ出しは、ゴミを出すことだけが仕事じゃなくて排水溝のゴミを集めたり、ゴミ袋のストックをチェックするとかゴミを出すまで面倒なことはいろいろある、みたいな話とか。

子育ては義務でなくて子供の成長に立ち会える権利、とか。

子供を産んだら女性が変わるのは当たり前、目を離したら死ぬかもしれない生き物を育てているから。問題なのはあなたが変わってないこと。とか

もちろん子育てや家事の話だけではなく、

なぜ日本ではいじめられた人に逃げる場を与えて、いじめた側にカウンセリングを受けさせたりしないのだろう、とか。

「女の幸せ」という言葉を考えたのはおじさん、女性を型にはめるために編み出された呪文。だとか。

正確な言いまわしを覚えてなくて、作者の田村由美先生には申し訳なさ過ぎるざっくり過ぎて伝わらない私の残念な説明⤵️凹。

 

世の中の常識だったり固定観念だったり風潮だったりを、真逆の視点からスパッと斬ってくれる久能整くんの語りに気持ちがスっと軽くなります。

あやふやで正解のない世界で、我々はニュアンスであらゆることを感じ取って空気を読んで育ってきたけれど、もやる気持ちを抱えながら「誰かが考えた正しき道」を歩くって疲れますよね。

いい意味でも悪い意味でも真面目ゆえ、「正しくなければいけない」という正義に追われすぎな風潮も何だか。

人はその立場になって初めてわかることってのがいっぱいあると思うし、いざ自分が当事者にならないと何が大変かだなんてわからない。

そういう倫理の授業だとかワークショップがあったら面白いのになあ。あるいは田村由美先生の描くような「ミステリ..」的な漫画が図書室にあってもいいと思うのだけど?難しいかしらね。

世の中の常識は誰かが考えたもので本質ではない。そんなメッセージのある漫画だなあと思いながら楽しまさせてもらってます。力のある人が白と言えば白、黒といえば黒、まるでオセロのようなこの社会で、肩の力を抜いて自分が正しいと思う道を気楽に歩けたら素敵だ。

 

さて、オセロといえばここ数ヶ月間の長女の遊びの一つがそれ。毎晩戦いを申し込まれてます。こたつを導入してからオセロにUNOに百人一首、テーブル上のゲームが増える田沼家。

学童ではもっぱらカードゲームが大人気で今は百人一首に力を入れています。その、子供たちの暗記力の凄まじいこと!まさにスポンジの如く。上の句を読んでいる間に下の句の札を取る子もいたりして驚きます。その集中力と記憶力、私も欲しいっす。「ちはやぶる」の句になると一斉に目を光らせる様が見ていて面白いです。人気なんですね、ちはやぶる。

 

これで脳みそ鍛えられるかしら・・娘が、というよりも年々老い行く私の脳が。

追いつこう、若者に。

鍛えよう、こたつでぼんやりしがちなこの怠惰な体と脳みそを。

 

 

それでは、また。

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