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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

佐藤望美

佐藤望美さん 雑誌エディター

ファッション雑誌、ママ雑誌、書籍など幅広いメディアで編集とライティングを行っている。ビューティ、インテリア、子連れ旅など子育て中のママの暮らしを充実させるコンテンツが得意。9歳の息子と5歳の娘を持つママ。

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イヤイヤ期、どう乗り越える?

こんにちは。
ライター佐藤望美です。

子育てにおいて、
親が乗り換えなければならない壁は
いくつかあります。

離乳食だったり、
イヤイヤ期だったり、
いわゆる小1の壁だったり…。

通り過ぎてみると
「なんてことなかった」
「どんなだったっけ?」
と思うこともありますが、
その真っ最中は結構つらいですよね。

 

 

私の場合、
現在は子どもが11歳(小5)と7歳(小1)。
小1は学童にお世話になっているため
上記の問題はすでに卒業しました。
(新たな課題もありますが…)

その経験を振り返り、
今「つらいな」と感じているママたちに
私なりのメッセージを。

今回は「イヤイヤ期」について。

一般的に、イヤイヤ期は
1歳半ごろから3歳ごろまで。
そんな認識ですよね。

ただ、私の中では
第一次イヤイヤ期(3歳くらいまで)と
第二次イヤイヤ期(4歳以降)がある、
と思っています。

イヤイヤ期の具体的なアドバイスは
専門家の皆さんにお任せし、
イヤイヤ期の親の関わりが
その後の子どもにどんな影響を与えるか
に特化してお話ししてみます。
(あくまで私個人の経験と感想ということを
ご承知おきくださいね)

 

★第一次イヤイヤ期(3歳くらいまで)

 

何をやってもとにかく嫌だ、泣く
というのがこの時期のイヤイヤ。

 

イヤイヤ期の対策法を読んでいると、
「子どもがやりたいと思う気持ちを否定しない」
「イヤイヤに共感する」
というワードがよく出てきますが、
私にはそんな余裕はなかった気がします。

バタバタと保育園の準備をしているのに
「服を自分で着たい」「靴を履きたい」
と子どもが言い出しても、
「今日はごめん無理。急いでるから」なんて日も
たくさんありました。

 

 

「明日はやろうね」と声をかけても、
我慢ができないイヤイヤ期の子どもは
納得しないし
泣きわめくかもしれません。

でも現状、今日は無理なのだから
そう声をかけるしかない。と思います。
その代わり、「明日はやる」は必ず守る。
子どもがその意味を分かっていなくても、
「今やりたいんだ」と反発しても、
次の日子どもが忘れていたとしても、
次の日に必ずやる。

「ちょっと待ってね」
「明日やるからね」
と約束を先延ばしにしたら、
必ずそれを実行する。
親が約束を破らないことは重要だと
今更ながら感じています。

 

 

これ、イヤイヤ期が終わった後の
子どもの思考に大きく影響すると
私は個人的に思っているんです。

これはそっくりそのまま、
私自身の反省点でもあります。

幼児、そして小学生になると
「いついつまでにアレをやらないと」
「今はこれをやらなければならない」
などと、
やるべきことに時間の制約が
プラスされるシーンが急増します。

親が子どもに「やってね」「やろうね」
と言ったことを子どもがやるかどうか。
親の姿を見て育つ子どもが
どんな反応をするか、自明ですよね。

今、我が家の子どもたちに
何かやるべきことを伝えると
「ちょっと待って」とよく言うのは
きっと私がその言葉をよく口にしていたから…。
そして、子どもを待たせた挙句
やらないこともよくあったから…。

イヤイヤから話が逸れてしまいましたが、
この時期の子育てが後々、
大きな影響を及ぼすこともあるんだという
一例でお話してみました。

 

第二次イヤイヤ期(4歳以降)

 

こちらは、いわゆる4歳の壁。
自分の欲求が通らないのがイヤ、
指示されることがイヤなど、
第一次イヤイヤ期とは
ちょっと質が変わってきますね。
言葉で反論してくることも増えます。

正直なところ、
うちの子どもたちは
4歳以降のイヤイヤ期のほうが大変だった…。
上の子が4歳のときに
下の子が生まれたというのも
大きいかもしれません。

子育ての大変さが急に増したな、と
感じたことを鮮明に覚えています。

 

 

頭ごなしに叱ったり、
言い聞かせようとすると
うまくいかない。

しんどいと感じていたのは、
大人と話すのと同じように
言葉で説き伏せようとしていたからなんでしょうね。

今思い返して、
当時の私に必要だったことは

「愛情表現を過剰なくらいする」
「ダメなものはダメ、と冷静に伝える」

この2点だと感じています。

 

いわゆる、母性愛と父性愛です。
自分が愛されているんだと
心から理解できていることが
すべてのベース。

それがあってこそ、
してはいけないことを注意したり、
やらなければならないことを伝えたり
することを受け入れてくれる気がします。

 

 

4歳ごろって、抱っこしたり
ぎゅっと抱きしめる回数が
減ってくる時期ですよね。
「自分で歩いてほしい」と思ったり、
妹や弟が生まれて
上の子に構う時間が減ったり。

だからこそ、過剰なくらいの
愛情表現が必要なのかも?

その上で、きちんとルールは守らせる。
家庭って、一番小さな社会。
社会に出て学習し、仕事するための
トレーニングの場なんですよね。
4歳はその第一歩だと思っています。

もちろんすべて完璧にはできないけれど、
感情論抜きで
冷静に伝えることが重要な気がして。

イヤイヤ期は
そのスタート地点でしかなくて、
子育てが続く限り
ずっと意識していくべきこと。

11年を振り返ってみて
強く感じています。

子育てって、
どう接したらいいんだろう
なんて声をかけるのが正解なんだろう
と”今”にフォーカスしがちですが
ずっと先まで目を向けてみると
今やるべきことも見えてくるのでは?

かくいう私も
”今”に囚われすぎているので、
5年後、10年後の子どもと自分のために
何をするべきか、言うべきかを
改めて考えてみたいと思います!

この拙い経験談が
どなたかの参考になりますように。

それではまたお会いしましょう。

 

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