MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!
大学卒業後、児童書出版社・童心社に入社し、営業職として8年間勤務。書店まわりはもちろん、全国の学校や図書館、幼稚園・保育園などで絵本や紙芝居の販売を行う。2016年1月、台東区谷中にて「ひるねこBOOKS」をオープン。古書をメインに、新刊書やリトルプレス、北欧雑貨などを扱う。店内での展示やイベントも随時開催中
7月のおすすめ絵本
こんにちは。
ひるねこBOOKSの小張です。
少しずつ世の中も動き出しました。
まだまだ安心できる状況ではありませんが、
少し自然を感じたり、遠くの景色を眺めたり、
この数ヶ月で出来なかったことをしてみたいですね。
年少~向け
中川 ひろたか 文、村上 康成 絵
●『おばけなんてこわくない』(童心社)
園のみんながキャンプに出かけます。その夜、そろそろおやすみという時間になって、きもだめしをすることになりました。「こわくなっても、たすけませんよ」園長先生は次々に子どもたちをおどかしますが……?
ロングセラー「ピーマン村の絵本」シリーズ。夏と言えば、おばけ。おばけと言えば、やっぱりきもだめし!「おばけなんてこわくない」ってみんな強がりますが、実はそうでもないんですね。園長先生のキャラクターも魅力の一つ。
年中~向け
スージー・リー 作
●『なみ』(講談社)
小さな女の子が浜辺に立っています。寄せては返す波と、いつの間にか追いかけっこに。ここまでは届かないかな、と思ったら……。見守るカモメたちの姿もユニークです。
文章も短い言葉もなく、そこにあるのは白と黒と青の世界だけ。それなのになぜでしょう。打ち寄せる波の音や女の子の声、水しぶきの冷たさや海の匂いまで、ありありと伝わってきます。本当にすぐそばまで波が迫ってくるかのような、圧倒的な臨場感。まさに“芸術”と言える絵本の一つです。
年中~向け
荒井 良二 作
●『こどもたちはまっている』(亜紀書房)
こどもたちはみんな、いつも待っている。遠くを眺めながら。空を見上げながら。貨物列車を、夏を、雨が上がるのを。お祝いの1日を。
どこまでも続きそうな線の向こうには、どんな景色が見えるのだろう。季節の移ろいや、空の変化。美しい光と、豊かな色彩。今この瞬間はとても愛おしくて、そしてまた明日を迎えるのが楽しみになる。荒井良二が長新太に捧げる一冊。地平線の見えるところまで駆けて行きたい。
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