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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

甘木サカヱ

甘木サカヱさん ライター

一男一女の母である主婦ライター。自宅に1000冊以上の絵本蔵書を持つ絵本マニア。Twitterアカウント「よく眠りたまに色々考える主婦 甘木サカヱ」としてフォロワー約96000人。義理の両親との同居生活や育児、絵本についてなど軽妙なツイート、エッセイ等が人気。著書に「アラフォーになってようやく気づいたんだけど、私、たぶん向いてない。生きることに……」(KADOKAWA)など。

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山盛りクリスマス絵本特集!

ようやく冬らしい気温になり、今年もホリデーシーズンがやってきました。

街にはきらびやかなイルミネーションが溢れ、気分も浮き立つ季節です。

この連載は毎月、年齢層に合わせて3冊の絵本をご紹介しているのですが、今月だけは特別版。
とても3冊になんて絞れない!という、おすすめクリスマス絵本をどっさりご紹介します。

まずは、小さなお子様にもおすすめの絵本から。

「クリスマス なあに?」

わだことみ 作 冬野いちこ絵

きれいなリースにクリスマスツリー、ケーキにクッキー、そしてもちろんサンタさん!
クリスマスにちなんだ様々なものが、なあに?の問いかけと、パカっと開くしかけで現れる楽しい絵本です。
仕掛けもシンプルで、本体が厚紙で丈夫なつくりなところも嬉しいポイント。
小さなお子さんのはじめてクリスマス絵本にぴったりの一冊です!

 

「サンタさんのお仕事マニュアル」

クリストファー・エッジほか

まるでプレゼントの箱そのもののようなワクワクする装丁。このしかけ絵本にぎっしり詰まっているのは、
なんとエルフたちが作った、「サンタさんのお仕事マニュアル」なのです!

たった一晩でサンタさんが世界中を回れるのは、超高性能・多機能なソリのおかげ?
個性豊かなトナカイたちの扱い方から、ソリの操縦に不可欠なナビ機能の使い方、
プレゼントの扱い方まで、様々な仕掛けをめくれば更に内容はぎっしり…!

大人が読んでも楽しめることうけあい、3歳くらい〜のお子さんならば、あちこちめくって一緒に楽しめると思います。

こんなところにも仕掛けが!という発見に満ちた、緻密でユーモアのぎっしり詰まった一冊。きっと最高のクリスマスプレゼントです。

 

プレゼントはなあに?」

高畠純

次に、ちょっと変わり種のクリスマス絵本を2冊。

人間の子どもにクリスマスプレゼントがあるのなら、動物たちには…?
子ども達のそんな素朴な疑問に答えてくれるのはこの一冊。

動物たちそれぞれにぴったりのプレゼントを作って届けるのは、ペンギンとゆきだるまの二人組(?)。
ゾウには、大きな体を支えても壊れない木馬。ワニは昼寝が好きだから、パラソル…
贈る動物のことを考えながら、一つ一つ用意したプレゼントのことを話す二人のやりとりが、なんともほんわかと優しく、心温まります。

サンタクロースだけどサンタクロースじゃない。大好きな人にただ、プレゼントを贈る、しみじみとやさしい物語です。

 

「ちいさなゾウ」

庄野ナホコ

こちらも一風変わったクリスマスの絵本。

あるお屋敷に、小さなゾウが暮らしています。マッチ箱に入るくらいの小さなゾウ…
でもここのところ、大好きなクローバーを食べすぎて、マッチ箱が窮屈になってきました。
新しい寝床になるすてきな箱を探しに、小さなゾウの大冒険が始まります。

この本の帯文は「クリスマスなんてしらなくっても ちいさなゾウは しあわせなのです」
そう、クリスマスの美しい風景を感じさせはしても、この絵本に「クリスマス」という言葉は一度も出てきません。
ただ、ちいさなゾウのちいさな冒険が生き生きと美しく描かれているだけ。
庄野ナホコさんの、暖かくも洗練されたイラストレーションが素晴らしいのです。
小さなお子さんへはもちろんのこと、大人へのプレゼントにもおすすめの一冊です。

「まほうのよるに」

マット・タバレス作 まえざわ あきえ訳

どうしてサンタクロースのソリを曳くのは、トナカイの仕事なの?
そんな疑問に、ファンタジックで切ない物語で答えてくれるのがこの一冊です。

動物サーカスで働かされていたトナカイの一家の子ども、ダッシャー。
いつかは寝物語に聞かされていた、パパとママの生まれた北極の地へ行ってみたい…そう願う日々でした。
ある日、サーカスから逃げ出しだダッシャーは、重いソリに難儀する一頭の馬とサンタクロースに出会うのです。

彩度を抑えた画面の中で、雪の灯りとサンタクロースの赤色がハッとするほど鮮やか。
それがそのまま、ダッシャーたちトナカイの未来への希望へと繋がるイメージは本当に見事です。

5歳くらいから、大人までおすすめの一冊です。

 

「クリスマスマーケット 〜ちいさなクロのおはなし〜」

降谷なな 文・絵

切なくて、思わず涙がこぼれそうになる作品をもう一冊。

あるクリスマス・マーケットに捨てられていた一頭の真っ黒な子犬。
出店の主人たちにクロと名付けられて可愛がられていたその子犬は、ある日、白い犬のぬいぐるみ「スノゥ」を抱いた、小さな女の子と出会います。

女の子がうっかり落としてしまった大切なぬいぐるみを、必死で届けようとするクロ。
鮮やかなクリスマスマーケットの風景の中を駆け抜けて、クロは無事、目的を達せられるのでしょうか?

子犬と女の子の一途な思いが胸を打ちます。
作者は「「めっきらもっきらどぉんどん」などで知られる、スロバキア在住の絵本作家、降谷ななさん。
お子さんなら4歳くらいから大人まで、みんなで囲んで読みたい一冊です。

 

「あんたがサンタ?」
佐々木マキ

最後に、人をくったようなユーモアに溢れたサンタ絵本を一冊。
ユーモア・ナンセンス絵本の名手である佐々木マキさんのクリスマス絵本、やはり一筋縄ではいきません。

「困ったサンタの実例集」と銘打たれている通り、この絵本に登場するサンタ、どれも残らずロクでもない!
つい酒場に立ち寄ってしまったり、部屋の壁に落書きをしたり…

サンタクロースに夢を抱いているお年頃の子供達にはとても見せられない…と思いきや、これが小学生くらいの子供達には大ウケなのです。
真面目にやりなさい!と叱られてしまいそうな情けないサンタクロース、そういえば私もどこか親近感が…

サンタだって、聖人君子ではいられないよね、という肩の力の抜けるおかしな一冊です。

さて、クリスマスがやってくると、もう今年も残りわずか。
聖なる夜、お子さんが寝静まるまで待つ間にも、暖かな部屋で絵本を開いてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

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