MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか？クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも？！
大学卒業後、児童書出版社・童心社に入社し、営業職として8年間勤務。書店まわりはもちろん、全国の学校や図書館、幼稚園・保育園などで絵本や紙芝居の販売を行う。2016年1月、台東区谷中にて「ひるねこBOOKS」をオープン。古書をメインに、新刊書やリトルプレス、北欧雑貨などを扱う。店内での展示やイベントも随時開催中
3月のおすすめ絵本
こんにちは。
ひるねこBOOKSの小張です。
暗いニュースや不安なことが多い毎日ですが、
絵本を読んで少しでも明るい気持ちになっていただけたら。
間もなく春がやってきますよ。
年少～向け
さく：tupera tupera
●『ともだちしょうかいしようかい』（ブロンズ新社）
空白の部分に言葉を入れて、友だちを紹介しよう。頭と足の部分を開くと、その友だちが現れます。うんどうしんけいばつぐんのケイくん、うたがじょうずなミレドちゃん、どうぶつがだいすきなアニーさん。さあ次は？
なんとも斬新で、ユーモラスな仕掛け絵本。tuperatuperaさんのアイディアが詰まった1冊です。 新しいお友だち、探しにいこう。
年中長～向け
作： 松田 奈那子
●『みつけてくれる？』（あかね書房）
今日はお母さんが、あかちゃんと一緒に帰ってくる日です。はなちゃんは、ネコのクロと一緒に隠れてしまうことにしました。「あかちゃんが きても みんな わたしのこと だっこしてくれる？」犬のシロや鳥たち、虫たちに語りかけます。やがて……。
あかちゃんがやってくる時の、不安や焦りのような思い。そしてそれを受け入れ、だんだんと大きくなる楽しみな気持ち。女の子の心の揺れと成長を、松田奈那子さんが色鮮やかに描きます。
年長～向け
足達和子 訳
布川愛子 絵
●『ちいさなはなよめぎょうれつ』（偕成社）
昔々、ひいおばあさんのお姉さんが眠っていると、枕もとで音がしました。そこにはいつの間にか、小さな小さな貴公子が。「この部屋を馬車が通るのを、お許しいただけないでしょうか？」 どうやら、妹がこれから結婚式を挙げるのだそう。しばらくすると白ネズミにひかれた馬車が……。
著者はポーランド近代史において、“もっとも早く社会問題に目ざめた女性”とされます。可愛らしいだけではなく、色々な見方のできる、深みのある物語です。
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