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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

田沼 トモミ

田沼トモミさん スタイリスト

神奈川県生まれ。アパレル企業勤務の後、独立。女性誌を中心にカタログや広告などで活動中。キッズや、インテリアなどジャンルレスにスタイリングを手がける。三児の母。

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受け入れるということ

こんにちは!

スタイリストの田沼トモミです。

 

関東はようやっと寒くなってまいりましたね。

乾燥が苦手なので極力暖房はガンガンつけないようにしているのですが、どうしたって夜は寒い。そんな時には湯たんぽの出番です。もうアイツなしでは冬を越せません。電気毛布や布団乾燥機も試してきましたが、やっぱり湯たんぽ派です。自然な温度で朝までぬくいのがたまりません。

そしてついに今年はこたつを手に入れようと目論見中です。大晦日はテレビ見たりオセロやったりみかん食べたりお酒飲んでこたつで過ごす、これ私の夢。

サンタさーーん!こたつちょうだい。笑

 

そして冬のあったかグッズといえば、ホッカイロ!!!

もうかれこれ撮影の現場に携わってから20年近くになりますが、撮影現場でもホッカイロがないと冬は越せません。

すでに梅春ものの撮影がスタートしてますが、雨だろうが雪だろうが風がめちゃくちゃ吹こうがモデルさんは薄着で撮影ということが少なくない。

しんどいのは極寒の中のロケ、0度も近い真冬の寒空で春服をまとい笑顔でポーズ・・・プロの仕事に我々も救われてますが、そんな真冬の冷えと戦うために絶対的に必要なのがホッカイロ。

背中、腰回り、お腹にそれぞれ一枚ぺたり。手持ちカイロを2枚、両手であたため。爪先とかかとに貼るホッカイロを仕込んで足元も抜かりなく!

現場には冷えた体を温める神的存在のジェットヒーターもありますが、だとしてもカイロなしで真冬のロケ撮影はできませぬ。

毎年仕事用(と自分用)に大量に買い込むのですが、ホッカイロを初めて使ったハンガリー人の夫はもう大絶賛。

どうやらヨーロッパ圏では販売されてないようです。ホッカイロ、絶対寒い国で売れると思うのだけどなあ・・。

 

一方、若者たちは上着なしで外遊び。

Blocking trainer(120/80cm)

Assorted cut pants(80cm)

子供って本当に元気!次女は鼻垂れてましたけども・・。

私も上着なしで行ってみましたが、一緒に遊べばまあまあ体はポカポカするもんですね!(←公園遊びにあまり付き合ってこなかった人の発言w)

 

たくさん動いてよく食べた後はぐっすり昼寝。昼寝してくれると大人も楽ですよね。こんな時、自分時間の必要性を感じます。

 

ワンピースもスカートもはかなくなってしまった長女さん。一体いつから好みが変わってしまったのでしょう。

 

長女が未就学児の頃はいわゆる「女の子らしい」服を買うことが多かったのですが、最近の長女はユニセックス路線にチェンジ。petitmainでも「男の子らしい」BOYSアイテムをチョイスすることが増えました。

しかし。

「女の子らしい」って、なんだろう。

「男の子らしい」ってなんだろう?

男の子がピンクカラーやフリル襟を着ててもおしゃれだなって思うし、女の子が黒や青のランドセルを背負ってる姿も粋だなって思う。

見た目のジェンダーレスは浸透してきているものの、無意識のうちに刷り込まれているであろう“女の子はおままごとが好き” “男の子は車が好き”みたいな根強い固定概念の全てを変えるのはまだまだ時間がかかりそうな気がします。

先日同級生の男の子に「〇〇くんはいまどんなことに興味があるの?」と質問したところ

「うーん、僕ね〜女の子っぽいのが好きなんだよね。かわいいのがすき。」という返答が。

 

素直にかわいいのが好きって言える気持ち、いいなあって思いました。意図がわからずちょっぴりハラハラするけれど否定は出来ない、というママ友の自然体な受け止め方にも共感。

 

「受け入れること」大事ですよね。

昨今のSDGsの取り組みをはじめ「当たり前」に疑問を持つことの大事さにさまざま思いを巡らせますが、世の中を変える力はなくても、自由な考えや表現を受け入れることくらいは自分にでもできるのかなあって思います。

 

受け入れることは、子育てのベースとしてもしかり。

 

小学生ともなると異性を区別しはじめる頃なんだろうけれど、社会の仕組みの色々が、無意識のうちに異性間の壁を作り上げてきたことは確か。男はこうあるべき、女はこうあるべき、みたいな。

そういう見えない何かにつぶされないように守ってやらねば。

 

猪突猛進とも言える10年前の働き盛りだった独身時代にはこんなことも考えなかったんだろうな。子を持つ親となり約7年。

 

また一つ歳をとりました。

相方さんが私の誕生日を忘れていたので申告したら、バラの花束を買ってきてくれました笑。

こたつも欲しいんだけどなあ。なんつて。笑

 

外国人との共同生活もなかなか理解し難いことの連続なのですが。

そうは言うてもアウェーである夫に対して、歩み寄り、受け入れの姿勢でいなくてはなあと思います。

 

とりあえず。

バラの花束はいくつになってもうれしいもんですね。

 

それでは、また。

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