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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

Shiho

Shihoさん 海外在住ママ

主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在8歳と5歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。

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Cirque 昔ながらのサーカス

Bonjour!

長女の友人に誘われて、昔ながらのサーカスに行ってきました。

メトロ8番線の終点Balardから歩いて7分ほどなのですが、友人に言われないとわかりませんでしたが、駅からの道のりの間には、丁寧に矢印がありました。

Cirque Bormann-Moreno

1841年創業の家族経営のサーカスです。

フランスでは動物愛護意識が高まり、昨年動物虐待撲滅法が公布されています。

2024年サーカスにおけるトラやライオン、クマや象などのなどの野生動物利用が禁じられ、またペットショップでの犬、猫の販売が禁止になります。

2026年にはイルカやシャチのショーも禁じられます。

2028年には動物の所有自体が違法になり、現在段階的に進められています。

以前はこちらのサーカスでも、とらやライオンもいたそうですが、現在は馬、ラクダ、犬がまだ残っている状態ですが、動物の使用をしないサーカス、人だけのパフォーマンスに変えていっている途中なんだそうです。

 

loges LOGES [45 €]
tribunes face TRIBUNES DE FACE [35 €]
tribunes côté TRIBUNES DE CÔTE [25 €]
balcons BALCONS [15 €]

 

席によって値段が異なります。今回は15€の席にしました。

サイトから予約すると、3-12歳の子供の1席が無料になります。

なので、大人1人と子供2人で、30€で観ることができました。

受付でチケットに変更してもらいます。

小さいサーカスと聞いていましたが、以前公園に来ていた移動サーカスよりも本格的なステージがあり、思っていたよりも大きい会場でした。

それではサーカスの始まりです。

主人公がタイムマシンに乗って、いろいろな時空を旅をしていく物語が始まりました。

なので恐竜が出てきたり

宇宙空間ではアクロバットな演出が!

見難いですが、宇宙人のようなコスチュームを着ています。

馬がこの小さなステージを上手に走り回ったり、後ろ足だけで立ち、二足歩行するという芸もしていましたが、素晴らしいという気持ちよりも馬は辛くないのだろうかという気持ちになりました。

ラクダも登場しましたが、砂漠の演出だけで、特に芸はありませんでした。

火がついたバトンをすごい速さで回していきます!

途中休憩を挟むのですが、そこではポップコーンやキャンディ、こういった光るバトンを購入できます。この売り上げが、サーカスの存続にもつながるのかなと思い、それぞれにバトンを購入しました。

動物を使用しなくなってから、やはり客足は少なくなったといいます。

最後は、可愛い犬が手で作ったフープを上手に通り抜けます。

家族で代々引き継がれているサーカス。会場は満席にはほど遠く、パラパラと観客がいる程度でしょうか。

サーカス終了後は、動物達と触れ合うことができました。

パリの都会で、動物と触れ合えるのは有り難いことですが、動物たち本来の幸せを考えていける時代に、そしてサーカスを仕事にしてきた家族が職を失わずに、新しいパフォーマンスを今までと同じように観に行く人が増えるといいなと思いました。

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