MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか？クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも？！
主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在8歳と5歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。
Journées Européennes du Patrimoine
Bonjour!
9月3週目の週末は、ヨーロッパ文化遺産の日でした。
毎年エリゼ宮などの普段は絶対に入ることのできない建物を見学できる時なのですが、人気スポットの予約は9/1から始まることが多く、今年はカレンダーでリマインダーをかけていたにも関わらず、忙しすぎてうっかり失念。
何も予約していなかったので、どうしようかなぁと思っていたのですが、なんと素敵なイベントを発見。
予約はなしで、17:00からの開演、16:00入場可ということだったので、1時間前には着こうと思っていましたが、1時間半前に早く着いたのですが…すでにこの行列！
16:00過ぎてもなかなか進まず、30分経過したところでようやっと入り口が見えてきました。
うちの娘たち、ディズニーとかで並ぶのが得意なので、飴を食べたりしながら平気で待ちます。
そして、パレロワイヤルの駅前はよく音楽をかけて、ダンスをしているのですが、それに見惚れて、自分たちもダンスを踊ってました。
さあ、ここで何があるのかと言いますと、文化オリンピックの一環として、文化省がパレ・ロワイヤル国有地の屋根と通路で、野外アクロバット・バレエ「ホライゾン」を企画、上演予定ということでやってきたのです。
演出家・振付家のラファエル・ボワテルと演出l’Oubliéeカンパニーによるこの野外芸術パフォーマンスは、ダンス、音楽、サーカスを融合させたものだそうです。
すごい行列だったので、もっとぎゅうぎゅう詰めかと思いましたが、早い段階だったので、まだいいスポットが見つかりそうです。
どこで見たらいいかをスタッフの人に聞いて真ん中をチョイス。
さて、始まります。
見えますでしょうか。屋根に人が！
ここからがすごいんです！
こんな場所で、開脚ポーズ！しかも逆立ちで。
そして、なんとも美しい曲線美。
彼のパフォーマンスが終わると…
チリン、チリン。自転車に乗ったマダムが現れます。
彼女もダンサーの一員。
パレロワイヤルという文化遺産を説明しながら
いよいよパフォーマンスの始まりだということです。
すでにすごかったのに、これからまだすごいのかと思っていたら…本当に素晴らしい演出の始まりです。
この建物の高さ、どれだけ高いかお分かりになりますか？
こんなに高いにもかかわらず、ヒョイヒョイ飛び回ってるんです。
子供達も釘付けです。
そして屋根の上につけられたポールで、さらにモダンダンスが繰り広げられます。
屋根の上でもアクロバティックに飛び回ってるんです。
感動しすぎて、涙が出ました。
曲や動きにもまるでストーリーがあるかのようでしたし、とにかく今まで見たどのスペクタクルよりも子供たちは感動したそうです。
並んだ甲斐があったね。終わった後はパフォーマンスを真似して、自分も動きたくてしょうがない次女なのでした。
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