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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

Shiho

Shihoさん 海外在住ママ

主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在8歳と5歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。

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Soirée 大人の夜時間

Bonjour!

ただいまパリでは、年金制度の改革問題で、大規模ストライキやデモが頻繁に行われております。きっと日本でも、ニュースになっているのではないでしょうか。

通行止めになっていると思ったら、警察車両がずらっと並び、その目と鼻の先ではmanifestation (デモ)が行われているというのが日常茶飯事です。

そして、このゴミの山!ゴミ収集車もストライキをして、パリの町中がゴミ屋敷かのようにゴミで溢れかえっているのです。

バレエで毎週隣の区に行くのですが、どんどんゴミが積まれていきます。

そして悪臭がひどい!

なぜならゴミを漁る人たちがいて、ゴミ袋が開いていくからです。

ですが、私の住んでいる区だけは、プライベートの業者を使っているそうで、いつも通りにゴミが回収されているので、もはや別の国かのようです。

とそんなある日、長女の親友のママであり、そのママとは私も大親友なのですが、彼女から何人かと一緒に家で飲まないかというお誘いがありました。

子供たちは寝かせてから集合ね!と自宅に遊びにいきました。

ソファーでつまみながら飲んだあと、

美味しそうな前菜に、シャルキュトリーとモッツァレラ。

シンプルに、オリーブオイルと塩胡椒で頂きます。

そして、メインはボロネーゼを用意してくれました。いつもは子供と同じタイミングで食事を取るので、我が家は18:00にはディナー。この日は20:30スタートだったので、すでにペコペコ。沢山食べちゃいました。

ママだけの夜時間を、夜中までずっとおしゃべり。子供の話ではなく、1人の女性としての話。

仕事のこと、今の状況のこと、ヴァカンスのことなど、たわいもない話を永遠と、とっても楽しい時間でした。

実はママ友、料理はあんまりしないのですが、(といっても、子供が大好きなパスタを教えてくれた彼女なので、できますよ)

この日のためにご主人がパスタソースを、作りおきしてくれたんですって。

そう、彼の料理は何度かいただいたことがあるんですが、絶品なんです。

ですが、実はそんな彼は今大忙し。

脚本・演出家なのですが、なんとパリで彼の手がけた公演が開催中なんです!

Théâtre de l’Atelier

1 Pl. Charles Dullin, 75018 Paris

もちろん親友夫婦なので、初日に観に行きました。

この日もストライキで、メトロの本数は激減のため、来る電車は全て混み混み。ですが、チケットも割引価格で用意してくれたので、行かないわけにはいきません。

「Ici Nougaro」

俳優のGrégory Montel グレゴリー・モンテル氏による一人芝居なのですが、Lionel Suarez リオネル・スアレス氏によるアコーディオンの演奏、そして2人の掛け合い、常に注意を惹きつけるような、素晴らしい演出でした。

真ん中にいるのが、友達。

最後のパーティーに呼ばれたら、ぎゅうぎゅうで入れません。笑

挨拶だけして、帰路に着いたのでした。

そしてまた別日に、違う友人宅にて、アペロのお誘いが。

前回は女子だけだったので、かなり服装もカジュアル。

今回は夫婦で参加、普段見たことないようなメイクやドレスアップでおしゃれをしていて、とても素敵でした。

テーブルについて食べるのではなく、あくまでもメインはおしゃべり。ローテーブルを囲んで、ソファーや椅子に座ります。

手でも食べやすいような、チーズやソシソン、ミニトマトにスパニッシュオムレツ。

中にチーズとハムが入った、手作りパン。

これまた、夜中過ぎまで飲んでおしゃべりをして、フランス人って本当に話すのが好きなんだとなぁと思った夜でした。

フランス人のお友達に、急に夜誘われるようになって、日本人のママってどうしても子供のことが最優先で、預けて出かけるなんて、滅多にしないので、(私も今まで一度もしたことがなかった!)私企画でパリにいる日本人のママ友にディナーを食べに行こうと誘ってみました。

そして、こんな機会なんて滅多にないのでと、バーに初めて行ってみました。

La Diva-des-Prés

外見が可愛くて、中は座れそう、ネオンだし、ピンクだしと選んだお店です。笑

食べ物メニューは一切なくて、カクテルやワイン、ビールなどの飲み物だけ。

ここはサン=ジェルマンだしと、場所の名前がついていた飲み物をオーダーしました。

全然お酒に詳しくないので、何が出てくるかと思いましたが、カシスが入って甘めだけど甘すぎずスッキリ、果実や花も入ってジュースのように飲みやすい、危険なカクテルでした。

この1ヶ月、今まではしなかった夜の外出がぐっと増えた、そんな新しい夜のパリの魅力を知った月なのでした。

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