MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!
主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在8歳と5歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。
郵便博物館 Musée de La Poste
Bonjour !
フランスでは、先日ヴァカンスだったのですが、また4連休でした。ヴァカンス大国な故、次3連休も待っています。笑
木曜日が祝日だったので、金曜日を学校休みにして連休にしてしまおうと言うのです。そんなふうに、数日連続で休むために休むことを”faire de ponts”(橋を架ける)って言います。5月は沢山の橋が架けられる月です。
そんな最終日の日曜日が、母の日でした。
娘たちはそれぞれ、学校で作ってきてくれたカードやプレゼントをくれました。
長女からは、カラーホイルに模様を描いて、絵のように飾れるカードを貰いました。後ろには、フランス語でメッセージが♡
しっかり者の長女は、当日は母子だけでお友達とお出かけ予定だったので、パパにお花を買ってくるように頼んでいました。
次女からは、ネックレスに、カードに、袋まで絵が可愛く描いてあって、中のPoésie (詩)もしっかり読み上げてくれました。
お姉ちゃんが2週間に1回は、Poésieの暗唱の宿題があるので、それを真似て覚えることがあるので、ちょこちょこ抜けてましたが、とても上手でした。
休み明け、長女のクラスが、郵便博物館 Musée de La Posteへいくと言うので、引率で一緒に行ってきました。
滅多に中に入ることのできない、学校の中で待ちます。
入ったのは、2回目くらいじゃないでしょうか?
私は、長女も含めて、5人の生徒の担当です。
電車で向かうので、駅までみんな手を繋いで歩きます。6-7歳にもなると、道を歩くのにあまり心配しなくても、並んで歩いてくれるので、幼稚園の時の引率に比べるとグッと楽な印象でした。
切符やNavigoを自分たちで通して、ホームで待ちます。
日本の子供たちと違うことは、みんなとにかくおしゃべりでうるさいのです。静かに!シーっと、何度言ったかわかりません。
目的地へ到着です。
郵便の始まり、歴史についてマダムが説明してくれます。
この大きなシューズ、15-19世紀後半、馬の郵便配達をしていた時に使われていたものだそうです。
転倒した時に身を守るために、それぞれ3キロの重さのサドルに固定された剛性の革のブーツを履いていたそうです。
当時の、郵便配達員の服装です。
当時の郵便の仕分けの様子が、写真でも見受けられます。
馬の次は、何を使って手紙を運んだかと言うと…そう電車です。これは、初めての電車の模型だそうです。
電車でのサービスが始まった初期は、狭いスペースにワゴンがいっぱいの中、仕分け係は埃に塗れていたそうです。電車の中で作業をするので、揺れや振動により、人と物のバランスが不安定だったそうです。
また当時、荷馬車は木造で、事故は致命的な結果に。
電車の進化、そして車からトラック、そして船。
お次は、飛行機。
現代、あらゆる手段で、手紙や荷物を届けることができるようになったのも、先代の方々の試行錯誤の結果ですね。
気球を使って、手紙を配達していたこともあったそうです。
そして、現代も使われている手軽な乗り物といえば自転車。
昔は手紙を知らせる時に、こちらを鳴らしたそう。
現在のポストは黄色いですが、昔のポストが色も形もとっても可愛いかったです。
制服も昔はおしゃれ!今現在の制服は、1番左になるのですが、暗闇でも光るラインが入っていたり、きっと機能性が重視されているんではないかなと言うデザインでした。
上のカゴに集められた手紙を、下の白い棚に手作業で仕分けしていたそうです。
これは昔の映像が面白かったですよ!
右のマシーンに、筒の中に手紙を入れるのですが、それが地下鉄の配管を通って、届けたい駅に届くと言うシステムでした。
配管の中には掃除機のように、吸引されるように圧が掛かって、筒が動いていくという面白い装置でした。
ポストのマークもどんどん進化していますが、やっぱり昔の方が可愛くておしゃれと思ってしまうのは私だけでしょうか?(現在は黄色のロゴです)
昔の電話ボックスです。手紙を受けとって、電話をかける。昔は今のように携帯電話など、ありませんでしたからね。
これは、初めての切手だそうです。
クラス全員2015年生まれなので、みんなが産まれた年の切手はこんなに種類がありました。
そんなことはお構いなしで、タッチパネルで、それぞれの切手の細かい説明が見れるのですが、まあそれも説明を見るではなくて、タッチパネルで動くことに興味が深々…。
話を聞けたのが半分、子供たちにしっかり聞くように注意を促すのが半分。
おしゃべりな子供たちの引率は、まだまだフランス語の壁が高かったとも感じましたが、娘のクラスでの様子も垣間見れて、また一ついい経験をさせて頂きました。
課外活動は月に1回はあるので、また機会があれば、付き添ってみようと思います。
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