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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

Shiho

Shihoさん 海外在住ママ

主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在8歳と5歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。

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シャンゼリゼに2022匹の羊

Bonjour!

フランスでは、1日7、8万人の新規感染者数が出ておりますが、3/14から新しく規制が緩和されます。

ワクチンパスが病院、高齢者施設、障害者施設以外では不要になり、交通公共機関を除き、室内でのマスク着用義務も終了します。

ほぼほぼ、Covid 前の生活に戻るといった感じでしょうか。

マスクに慣れてきたところだと思いますが、義務でない限り着用する人が少ないのを目の当たりにすると、やはり予防の面で今後もマスクをする習慣は、根付かないのではないかなと思いました。

 

さて、先日パリの観光名所で知らない人はいない、シャンゼリゼ通りに、何やらたくさんの羊たちが集合すると聞きつけまして、娘たちと行ってきました。

日曜日は歩行者天国なのですが…

わっ白馬に乗った王様が登場です。

と思ったら、後ろに引き連れているのは…

たくさんの羊です。なんとその数2022匹!

毎年2月末から3月初めにかけて、国際農業見本市がサロン・ド・ショコラなども行っているポルト・ド・ヴェルサイユの会場で開催されているのですが、そのフィナーレを飾るべく、シャンゼリゼ通りで前代未聞のイベントが開催されたのです。

この羊たちは、フランス南西部、ピレネー山脈にあるBéarnaises ベアルヌ地方から、はるばる山を下りパリの名所シャンゼリゼまで来たのです。

でもなぜこのようなイベントが、パリのど真ん中で行われるのかが気になりますよね。

フランスのベアルヌ地方の小さな街で、6000年以上に渡って受け継がれている移動放牧が、2020年の無形文化遺産に含まれることになり、ユネスコへの登録に期待が膨らんでいるからなのだそうです。

美しい山や動物たちとの暮らし、ベアルヌの文化を知って欲しいとのことで、このような大イベントが開催されました。

羊の他にも大きな石を運ぶ、大きな牛たちや

とても変わった木の靴を履いた男性たちとロバ

他にも、それぞれの村に伝わる民族衣装を身に纏った方々が、

途中ダンスをしたり、歌ったり

合唱しながら、シャンゼリゼ通りをパレード!

合間に素敵なタップダンスが♡

可愛らしい子供たちも、ダンスや一輪車を披露します。

これはちょっとわからなかったんですが、ケーブルカーでしょうか?新しく設置するのでしょうか???

昔は水もトイレも電気もなかった山小屋だったそうですが、90年代に大幅に改善され、以前よりもグッと山での生活が快適になったそうです。

楽器を披露してくださったり

サーカス団の方々も登場!

可愛らしい衣装と、カーニバルのような大きな人形で締めくくり!

とても暖かい雰囲気に包まれた、素敵な楽しい午後のひとときでした。

ユネスコ世界遺産に認定されるといいですね♡

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