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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

Shiho

Shihoさん 海外在住ママ

主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在8歳と5歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。

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オルセー美術館とオランジュリー美術館

Bonjour!

まだまだ続く夏休み、今回はオルセー美術館 Musée d’Orsayとオランジュリー美術館 Musée de l’Orangerieに、娘たちと一緒に行ってきました。

これまた、8月でオルセー美術館の年間パスポートが切れてしまうので、駆け込みで行ってきたわけです。(これも2019年に購入!)

ここでも年間パスポートを持っているのかと、思われるかもしれませんが、パリに1年は必ず滞在するなら、入場料がかかるところで、年間パスポートが販売されているのなら、大抵3回行けば元が取れる値段設定だと思います。

そしてオルセー美術館の年間パスポートは、オランジュリー美術館へも入れます。

予約なし、子連れでOKなので、暑い日や冬の寒い日にも、とっても便利なのです。

白い傘の下で、まずはパスサニーテールの掲示が必要でした。

空いているかなぁなんて甘くみていたら、閑散時になれ過ぎてしまって、この日は観光客で混んでいました。

オルセー美術館はルーブル美術館ほどの広さではないですが、それでも1900年にパリで開催された万博のために建設された駅を、改装して作られた美術館なので、とっても広いのです。

この日は子供と一緒なので、疲れてぐずる前にパッと5階だけ観ることにしました。

5階には何があるの?というところですが、人気の印象派の絵がズラリと鑑賞できるのがこの階です。

まずは、印象派を代表する、明るく穏やかな画風から、「幸福の画家」と称賛される

・ルノワール (Pierre-Auguste Renoir)

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」

都市と郊外でのダンスの様子を対照的に描いた作品

「都会のダンス」と「田舎のダンス」

印象派の先駆け的なアーティスト

・マネ (Edouard Manet)

「草上の昼食」

日常的なピクニックの光景にヌードの女性が、当時かなり物議を醸した作品だったそう。

バレエを扱った主題が有名な
・ドガ (Esgar Degas)

「舞台のバレエ稽古」

「バレエのレッスン」

「14歳の少女ダンサー」

ポスト印象派として様々なアーティストが登場しましたが、中でも有名なアーティストの一人が

・セザンヌ(Paul Cézanne)

有名な静物画「リンゴとオレンジ」、セザンヌの好んだモチーフの一つ、カードゲームをする人々。

点描で有名なアーティスト

・ジョルジュ・スーラ (Georges Seurat)

「ザ・サーカス」

自然の色彩と光を描く、印象主義の創設者

・モネ(Claude Monet)

「睡蓮」

「睡蓮の池、緑のハーモニー」

「モネの庭」

「睡蓮の池、バラの色のハーモニー」

「日傘の女」

「モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭」

「サンラザール駅」

少しご紹介するだけでもこの名だたる有名どころの作品が多数あるのが、5階です。

残念ながらゴッホは不在でしたが…。

長女は現地幼稚園で美術館へ行くことが多かったのですが、その際には必ず絵を描いているので、今回は好きなように描いてもらいました。

5歳の娘の絵、何を描いたかわかりますでしょうか?

本来の彼女の絵なのですが、学校で描いてくると、絵の具の使い方だったり、色彩感覚が素晴らしくて、先生の指導が本当に素晴らしいんだろうなといつも思います。

オルセー美術でモネを鑑賞すると行きたくなるのが、オランジュリー美術館。

この空間にいるだけで、本当にうっとりするような美しさです。

展示されている作品群は、モネが暮らしていたパリ近郊にある小さな街、Giverny の自宅の美しい庭の景観を描いたものです。

あまりの絵の美しさに、Giverny に一度行ったことがあるのですが、今でも花々が綺麗に咲き誇っていて、本当に素敵なところでした。

オランジュリー美術館は、地下の階にも名だたる作品があるのですが、ちょっと長くなってしまったので、またの機会にご紹介できればと思います。

少しでもパリの美術館に行った気分に、なっていただけたら嬉しいです。

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