Cart

MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

金内朋子

金内朋子さん 整理収納コンサルタント

千葉県在住 片付けのプロとして、個人宅の整理収納サービス、講座セミナー、メディア出演など片付けられない人に向け様々な形でサポート・情報発信している。 3男1女、4人の子どもと夫の6人家族。3LDKマンション暮らし。 著書・『散らかしやさんが片付けたくなる部屋のつくり方』ワニブックス

MORE
死角を見直すと使い勝手は改善する【箱収納の整理ポイント3つ】

 

整理収納コンサルタント 金内朋子です。

 

収納は引き出しや棚や箱など、いろいろありますが

今日は箱、ボックス収納について。

棚、引き出しについては前回前々回にご紹介しております。

 

ご自宅の

家電の入った箱、節句人形の入った箱、引っ越し後そのまま開封していない?!箱。

 

箱全般の収納についてお悩みを解決していきたいと思います。

 

 

 

 

家電の箱押し入れの手前にあって、他のものを取り出す際、いつも邪魔をする。

段ボールに保管ってOK?カビが心配。。

引っ越し後開封していない段ボール。何が入っているのかわからず?!開けられない。

 

こんなお悩み、モヤっと、ありませんか?

 

 

【1使い勝手至上主義、一番適したスペースはどこだ?】

収納には大きく、棚収納、引き出し収納、箱収納があります。

それぞれ特徴やメリットデメリットがありますが

箱収納の場合、箱を管理するシーン、

これはほとんどの場合、使用頻度が低いもの。に限定されることがあります。

先ほど述べましたが、節句人形、家電、引っ越し段ボール。

年に一回、もしくは2回開封するかどうか?ではないでしょうか。

使う頻度の低いものをどこにどう置く?ここがポイントになってきます。

 

 

 

引き出し、棚収納に対し、中のものを滅多に使わないので

使いにくい場所に置くことをお勧めします。

 

 

それでいいのです。

それがいいのです。

 

ではどこに?

サイズと中身の重さにもよりますが、クローゼットの奥や隅、押し入れの奥のスペース、天袋、枕棚、

玄関廊下収納の棚上段部分、など。

手の届きにくい場所。時にステップが必要な

「あー、出すの、めんどくさい」って位置。

 

(例:納戸の上段)

 

(例:押し入れ下段)

 

例えば、箱の前にものを置いても問題なし。

それだけ使用頻度は低い、のだから。

 

 

【2 ものに合わせて箱のサイズを変える】

引っ越しを多く経験されている方はご存知かと思いますが

箱のサイズによって入れるものを変えてみましょう。

 

・小さい箱 (〜120㎝)   書類、本、食器など比較的重いもの

(収納ボックス IKEA 現在販売終了)

 

・中くらいの箱(120〜130㎝)  衣類、子どもの作品、フライパンなど調理器具、など。※ものによって重さが変わります

(収納ボックス フェローズバンカーズボックス703s)

 

・大きい箱 (130㎝〜)   ぬいぐるみ、タオル、空容器プラスティックカゴなど比較的軽いもの。

サイズは目安です。一辺あたりのサイズ。

 

 

 

引っ越しだけでなく、箱に入れるものを、調理器具?タオル?本?「金内、何言ってんだ?」とお思いかもしれません。

それもそのはず、箱から、基本出して使う、ものばかりがあったほうが家の中は『絶対的に循環』します

箱に入れる、なんてナンセンス?

いえ、そういっても箱に入れたほうが良さそうなもの、だってあるのです。

小物が多く一緒にしたほうがいい節句人形の箱もそうですが、

 

あえて箱収納にするわけは、

『どうしても捨てられない、思い出の品や、期間限定で保管するもの、を入れるため』

『頻度が低いからあえて引き出しや棚などにものを並べたり出したりすることなく箱に入れる』

『箱は使いにくい場所/死角に重ねて置ける』最大のメリットです。

 

 

【3 「使いにくさ」の常識を覆す】

 

わざわざ使いにくいスペースに、しかも箱、重ねる。

完全に死蔵品が増えそう、と不安がよぎりそう?

さらに、脅かすつもりはございませんが、

ダンボールなどの箱は虫(Gやダニなど)が好む環境に。

まさに先ほど提案した、比較的、暗く、湿気がある環境を好みます。これは出会いたくないですね。。

 

ではどうしたらいいか?

 

①換気②期限③決断

 

湿気を防ぐために換気を

気がついたらふすまやクローゼットなど収納の扉を開けて、さらに気候の良い時、できるだけ空気を入れ替えて。

以前片付けに伺ったお宅の話ですが、数十年も段ボールを収納に入れっぱなし。

いよいよ段ボールを出す時、「メリメリ〜」と木の床に段ボールの底が付き、段ボールを床から剥がした経験があります。

湿気以前の問題ですが、湿気と共に経年劣化した箱は床に付着します。

換気はしっかり。カラリとした環境を。

 

期間を決める

「入れたら、終わり」ではありません。

むしろ「管理のはじまり」。

管理するのに、時間と手間(時にコスト)がかかることをお忘れずに。

開封期間を決めることをお勧めします。

タイミングを逃さぬよう

例えば、大掃除の時に開けて見ると決める→カレンダーに記入→当日実行

 

③決断する

いつまでも置いておきたい。変わらない気持ち。

そう思っているのは「思い込み」かもしれません。

人って時間と共に価値観も変わります。

ここは思い切って、開けてみてください。

もしかしたら、大事にしまってあった、幼稚園時代の絵など当人の子どもたちは見向きもしない、なんてことは我が家でも日常あります。

環境だけでなく、箱の中身の見直しを。

 

 

いざ、ご決断を!

 

 

 

参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

ARCHIVE

MORE ARCHIVE
TOP