MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!
3年前主人の仕事の関係で、妊娠5ヶ月の中、1歳10ヶ月の長女を連れて渡仏。フランス語は0からスタート。海外での出産を経験し、現在5歳と2歳の姉妹ママ。パリの楽しみ方や海外子育ての様子をお届けできたらと思います。
ヴァチカン美術館
Ciao!
前回ヴァチカンを訪問した際に、ヴァチカン美術館も行ってきました。
今回は皆様にも美術鑑賞していただけたらと思い、パシャパシャたくさん写真を撮ってきましたので、ご紹介させていただければと思います。(美術に詳しくないので、ガイドブックのような説明は少し省かせていただきます。)
きっといつもならこのエントランスまで続く道も埋まっているのでしょうが、一度も並ばずセキュリティーもすんなり通り入ることができました。
バチカン美術館は20以上の美術館や広場、中庭などで構成された複合施設なので、子連れで1日で回るのは無理があるので、見所だけまわってきました。
まず最初に<絵画館 – ピナコテカ(Pinacoteca)>
入ってすぐ右側に、ミケランジェロが25歳の時に手掛けた傑作と呼ばれるピエタ像のレプリカです。本物はサンピエトロ大聖堂に展示
レプリカといえど、とっても近くで観れますよ。
「ステファネスキの三段祭壇画」とも呼ばれるこの作品は、ローマのサンピエトロ大聖堂の主祭壇に飾るために、枢機卿「カエターニ・ステファネスキ」の依頼で制作された板絵
次女に静かに見ようね〜って言ったら「ママ、シー」って言われました。笑
「リュートを奏でる天使」が不在のようですが、女の子たちが真剣に見入ってしまうのもわかるくらい、とても綺麗な絵でした。
ピナコテカの最大の見どころ、ラファエロの遺作「キリストの変容」
「聖ヒエロニムス」は、ダヴィンチの1480年頃の作品で、木製パネルにモノクロの下書きのまま未完
ローマの「サンタマリア・イン・ヴァリチェッラ教会」の礼拝堂に飾られていたカラヴァッジオの作品「キリストの埋葬」
次女が早々飽きて「ママお腹減ったよ〜」と言うので、ピーニャの中庭(Cortile della Pigna)でランチすることにしました。
11:30と時間が早すぎたからなのか、ランチがなく軽食のみだったので、パニーノ!
友人が教えてくれたのですが、1つだとパニーノ、2つ以上でパニーニなんですって!
午前中なのでカフェラテもオーダー。エスプレッソをグビグビ飲むタイプではないので、午後のお茶が減りました。笑
さあ、エネルギーチャージしたので、走ります!とここで恒例のトイレタイム!ですが、館内地図の場所にトイレがなく、入り口まで戻ることになりました。。。
「球体の中の球体」は、1926年生まれのイタリア彫刻家「アルナルド・ポモドーロ」の作品
ピーニャは「松ぼっくり」という意味で、この青銅の「松ぼっくり」から来ています。
続いては、<キアラモンティ美術館(Museo Chiaramonti)>
教皇ピウス7世が収集した、1000点にも上る古代彫刻コレクションが展示
ここから「八角形の中庭」に行くまで、階段で上がるのですが、登った先に見える景色がこれがまたとても綺麗でした。
続いて、<ピオ・クレメンティーノ美術館(Museo Pio Clementino)>
「八角形の中庭」もともとは八角形ではなく四角形の空間でしたが、1774年にミケランジェロやシモネッティが柱廊を設置し、現在の様な八角形となったそうです。
「アルノの神」
「ラオコーン」1505年にローマの7つの丘の一つである「エスクィリーヌスの丘」の丘で発見されました。
<ミューズの間>
「ベルヴェデーレのトルソー」は、紀元前1世紀のヘレニズム美術の傑作で、像には「アテネのアポロニウス作」と刻まれています。この像はローマのナヴォーナ広場の南に位置する「カンポ ディ フィオーリ広場」で発見されたもので、筋肉美のリアルな表現にはあのミケランジェロやラファエロをも魅了したと言われています。
<円形の間>
「ヘラクレス」が修復中でした。
ローマのパンテオンにインスピレーションを受けたシモネッティとミケランジェロによって18世紀に造られた広間です。
<ギリシャ十字の間>
「聖コンスタンツァの石棺と聖ヘレナの石棺」
< 燭台のギャラリー(Galleria dei Candelabri)>
はい、この辺りで次女のぐずぐずが限界に達してきましたよ。
< 地図のギャラリー(Galleria delle Carte Geografiche)>
個人的にこの地図のギャラリーがとても感銘を受けました!1580年から3年かけて作られたこのギャラリー。当時の最新テクノロジーと科学を用いて制作されているそうなのですが、見てください!もうほぼイタリアの形がわかっているのがすごくないですか!?
なーんて思っていられるのも束の間で、急足で見ていきます。
< 無原罪のお宿りの間(Sala dell’Immacolata)>
部屋内のガラスの展示ケースが、なんとフランスの銀製品の老舗メーカー「クリストフル」製のものだそうです。
色々他に思うことあるはずなんですが、笑 フランスにいたとなるとそうゆう共通点を探す方が楽しいのです。
< ラファエロの間(Stanze di Raffaello)>
4つの間があるのですが、思い返せばきちんと見れておらず、天井画ばかり撮っています。笑
でも私天井画ってすごく好きなんです。部屋全体に絵が描かれていて、絵の中に入った気分になるんです。
そしてこの後、写真が一切禁止のシスティーナ礼拝堂に向かいました。
壮大なスケールの「最後の審判」は脳裏に焼き付いて、今でも鮮明に思い出せる気がします。ここは必見!
娘たちも何か感じたのか、システィーナな礼拝堂を出た後からとても元気になりました。笑
子連れで美術館なんて無理だわ!って昔は思いましたが、ヨーロッパではどこでも美術館は子供に優しいのです。
もちろんある程度のマナーは必要ですが、大人もしっかり楽しめる場所だと思います。
と言いながら、母は「走るなー!」って怒りましたけどね。警備員さんは微笑んでくれました。笑
旅行の際には是非美術館も、親子で楽しんで欲しい場所の一つです。
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