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MAMA & PAPA
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いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

金内朋子

金内朋子さん 整理収納コンサルタント

千葉県在住 片付けのプロとして、個人宅の整理収納サービス、講座セミナー、メディア出演など片付けられない人に向け様々な形でサポート・情報発信している。 3男1女、4人の子どもと夫の6人家族。3LDKマンション暮らし。 著書・『散らかしやさんが片付けたくなる部屋のつくり方』ワニブックス

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学校・ 園から学ぶ/5つの片付けのルール

整理収納コンサルタント金内朋子です。

子どもと大人が片付けをして暮らしを楽しくするお手伝いをしています。

 

さて今日のテーマ。

「園や学校ではできるのに、なぜ家では片付けられないの?」

の疑問にお答えします。

 

保育園・幼稚園や小学校に片付けの講演のため、本番前の打ち合わせに行くことがあります。

と言っても、ただの打ち合わせではありません。

講座で話す、材料やネタを探す場所でもあるのです。

そんな題材を探しながら、今日は講座でよくお話しする内容をお伝えします。

 

【園と学校の片付けのヒント5つ】

家で子どもに「片付けて!」と(ガミガミ・笑)と言っていませんか?

散らかったおもちゃ、教科書、ランドセル。

何時間も声をかけ、言い続ける。(はぁ、つかれた。。)

反対に

園や学校では決まった定位置に必ず収まっています。

先生に言われなくても、子どもたちは自発的に行動しています。

しかも先生一人か二人に対し、相手は大人数です。

こんなにも違うのはどうしてでしょう?

 

①片付けのルール/ルーティンができている

②ものを戻す際の定位置が決まっている

③収納に入る量が、予め決まっている

④スペースが「集団」と「個人」で区分けされている

⑤子どもにも、できる収納方法になっている

⑥「許すスペース」も、ある

 

 

【園と学校から学ぶ、家庭での片付けの5つの見直しヒント】

 

①園・学校に来たらまずは何をする?リュックをランドセルをロッカーに入れます。

ゴミが出たらゴミ箱に。他の場所は置けません。ゴミを床には投げられません。他の人が迷惑をするから。集団生活の上でみんなが生活する場でもあるから。気持ちよく過ごすための大前提。これを毎日毎回繰り返します。

 

②一人一人のロッカーや机があるでしょう。

机にはフックがあり、学用品を掛ける巾着袋と紅白帽子など。

園には決められたフックにアウターや園服を掛けるスペースがあります。

決められたスペースがありますか?そしてそれはわかりやすい場所や方法になっていますか?

 

③個人のロッカー・机と学校では個人の収納場所そしておのずと量も決まります。決められたスペースに容量を守って持つ。スペースに「上限」を決めておくと、否が応でも従い易くなります。

収納が溢れたら他のスペースを見つける?収納を増やしても部屋が収納により狭くなります。

 

 

④個人と皆で使うもの。これをはっきり分けています。

特に園では個人のロッカーとは別に皆で共用して遊ぶスペースがあります。

班になって食べる/工作をする、テーブルがあり共用スペースもあります。

個人のもの、皆で使うもの、を分けることで「大事に使う」事や「元の位置に戻さないと友達がわからなくなり困る」ので、皆で使う[おままごとセット〕には、お皿、おたま、と名前シールで定位置を作っています。そして使ったら元の位置に戻します。

子供部屋のクローゼットに大人の衣類、入っていませんか?

 

 

⑤難易度の高い、扉の先にまた引き出しがあったり、アイテムを細かく分けた収納。なんてものは園や学校で見たことがありません。フックでかけるだけ、ランドセルをおくだけ。それは子どもがスムーズに片付けできる仕組みになっているから。

「美しく収納したい」と大人が独りよがりになっていませんか?

 

⑥「保護者会で、うちの子の机の中を見てビックリした」なんてご経験はありますか?

いいんです!ここだけは許しましょう。①から⑤まで出来ていればOK!、と個人的に思います。

ホッとする空間、逃げ道、もある程度必要。それでもご心配ならご自宅の机やスペースから大人と一緒に片付けてみるのも一案です。

 

これがリアル(笑)

 

 

5つの見なおしポイントをあげてみました。

全部できなくても大丈夫。徐々にできることを増やしていきましょう。

 

物を置く定位置を作り、量を決めて、使いやすい収納を。

応援しております!

 

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