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MAMA & PAPA
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いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

金内朋子

金内朋子さん 整理収納コンサルタント

千葉県在住 片付けのプロとして、個人宅の整理収納サービス、講座セミナー、メディア出演など片付けられない人に向け様々な形でサポート・情報発信している。 3男1女、4人の子どもと夫の6人家族。3LDKマンション暮らし。 著書・『散らかしやさんが片付けたくなる部屋のつくり方』ワニブックス

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押し入れがギュウギュウだった過去を精算した、ある一つのきっかけ。

 

整理収納コンサルタント 金内朋子です。

 

突然の来客。

しかも家に上がることになったら、、あなたはどうしますか?

 

 

 

「あと10分で到着するわね」

姑からの一本の電話。

 

約20年ほど前、第一子が産まれ、てんやわんやの我が家。

当時片付けに興味もなく(それどころではない!と思っていた)

強いて言えば、片付けることは「詰め込むこと」と信じて疑わなかった。

布団は敷きっぱなしの万年床。押し入れは物を詰め込むだけ詰め込んで、ギュウギュウ。

 

あと10分で姑が来訪する、焦り。

家の中をなんとか整えたい、というよりも

「良い嫁として認められたい」

そんな下心丸出しの、私がとったミッションは

床に敷きっぱなしの布団を押し入れに「詰め込む」こと。

 

 

それだけで精一杯。

 

押し入れの中には、古本・家電(テレビも)・CD・処分を迷う衣類など。

所狭しとパズルのように物が詰まっていて

布団を入れるスペースはありません。

それでも「詰め込む」ことを信じて。押し込み、開けることは不可能な?襖を閉めます。

 

・・・・・

 

焦りからくるその場凌ぎを、何度繰り返したでしょう。

ふと「とにかく、押し入れを片付けたら問題は解決するのでは?」とやっと気がつきます。

 

・・・・・

徐々ではありますが、押し入れにあった使わない物。代用できる物。今の気持ちにマッチしていない物。

それらを処分リサイクルして。

布団2組、押し入れの4分の一を入れるスペースが出来ました。

 

 

 

 

「なんだ、こんな私だって出来るじゃないか」

 

今でもその気持ちは忘れることはありません。

自分自身を褒めたことは、初めてかも。

 

それまで

姑が来訪するたびに

「ええーーーっ来るの?!」と思っていた自分が恥ずかしい。

そんな気持ちは、馬鹿馬鹿しいことだと改めるようになります。

 

 

そんなことよりも

片付けが出来た自信や、

いつでも人を受け入れる余裕ができたことがものすごく大きい。

 

 

 

他人の目よりも自分の内面。

気にするべきは人の目よりも自分の見たくない部分を(嫌だけれど)直視すること。

 

収納はいわば、自分の内面。

なんでもかんでも突っ込めばいい。訳ではないのですよね。

そんなことを気づかせてくれた、押し入れの片付けです。

 

 

それから姑はもちろん周りの人への関わり、

態度や気持ちが変わった話は

また別の機会にお話ししたいと思います。

 

 

片付けに幸あれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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