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MAMA & PAPA
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いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

星野奈々子

星野奈々子さん 料理家

ITエンジニアとして働きながら料理の勉強を始め、退社後にフードコーディネーターとして独立。現在は書籍、雑誌、企業のレシピ開発を中心に活動。「はじめての台湾料理」「オートミールの朝食とおやつ」(PARCO出版)など著書多数。12歳の息子を持つママ。

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2021年のおせち料理

こんにちは。

料理家の星野奈々子です。

2021年もどうぞよろしくお願い致します。

 

今年は年末年始は両方の実家に帰らない予定だったので、一瞬おせちづくりをどうしようか、、と思いましたがおせちが大好きな息子が楽しみにしているようなのでいつも通り作りました。

数品だけ作ろうかなと思い、作り出すと楽しくて止まらなくなり、結局全部作りました。おせち料理作りは趣味のようなもののようです。。

毎年ほとんど変わらないメニューです。

一段目は黒豆、かずのこ、紅白なます、田作り、栗きんとん、たたきごぼう、伊達巻き、昆布巻き、紅白かまぼこ

二段目は海老の旨煮、金柑の甘露煮、酢ばす、松風焼き、八幡巻き、大根と生ハムの奉書巻き、ぶりの柚庵焼き、松葉銀杏

三段目は煮しめ

 

今年はメニュー自体は変わらないものの、作り方を少しずつ変えました。

特に、今まで見た目のために白砂糖を使っていたものもすべてきび砂糖やはちみつに。そして、砂糖の使用量も大幅に減らしました。

伝統的なおせち料理は日持ちさせるために塩分や糖分も多めにしていることが多いのですが、現代では年末に作ってすぐに食べますし、冷蔵庫での保存や温め直しなども簡単にできるので、保存のためにはあまり必要ないかと思います。

食べ飽きないように、いつものご飯と同じように美味しいと思える味付けで十分。

 

すべての料理を作り終わり、後は詰めるだけ、というところで

息子が「詰めるのやりたい!」と言うので、自分たちで食べる分の3段を任せてみました。

一応、この段にはこのお料理を、というのは教えたものの、詰め方は自由。自分の好きなものを多く詰めているので、あまり食べないものは少ししか入っていなかったり。笑

右が息子、左は実家用に私が詰めたものです。実家にはいつも持っていくのですが、今年はクール宅急便で。

今年は冬休みもいつもより短く、旅行なども行けず、あまりお正月気分ではありませんでしたが、家族でおせち料理を囲むとやはり新年が来た、という気がします。

今年はみんなが健やかに過ごせるように、身体に良いものを食べて、よく寝て、よく動くように気をつけたいと思います。

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今回のレシピはおせち料理にも入っている金柑の甘煮をご紹介します。

実は、昨年のお正月にも紹介したのですが、今年は砂糖の分量を思いきって減らしてみました。

 

金柑は一般的に売られている1パック分を使います。

よく洗ってヘタを取り除き、縦に6本程度切り込みを入れ、たっぷりのお湯で1分下ゆでしてざるにあげます。

次にきび砂糖、はちみつ、水を入れて沸騰させ、そこに下ゆでした金柑を入れて5分煮ます。あとはそのまま冷まして味を含ませるだけ。金柑は生でも食べられるので、煮る時間は5分で十分です。

煮汁は金柑シロップになるので、熱湯を加えて飲むのがおすすめです。

喉にも良いので、乾燥する季節は冷蔵庫に常備しておくと助かります。

 

材料(作りやすい分量)

金柑 1パック(250g/15〜20個)

A きび砂糖 30g

A はちみつ 大さじ2

A 水 100ml

作り方

1. 金柑は洗ってヘタを取り、縦に6本切れ目を入れる。

2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、金柑を入れて1分ほど茹で、ざるに上げる。

3. 2.の鍋を軽く洗ってAを入れて火にかけ、煮立たせる。2を加えて中火で5分煮て、粗熱を取り、そのまま冷まして味をふくませる。

金柑は旬の時期が短いので、見つけたらぜひ作ってみてください!

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