MAMA & PAPA
DIARIES いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか？クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも？！

星野奈々子さん 料理家

ITエンジニアとして働きながら料理の勉強を始め、退社後にフードコーディネーターとして独立。現在は書籍、雑誌、企業のレシピ開発を中心に活動。「はじめての台湾料理」「オートミールの朝食とおやつ」（PARCO出版）など著書多数。12歳の息子を持つママ。

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2022.10.26

ミシン

こんにちは。料理家の星野奈々子です。

料理を仕事にしていると聞くと

裁縫も得意と思われることが多いのですが、

ボタン付けもできれば避けたいというくらい苦手なことの一つです。

ですが、息子は小さい頃から裁縫が好きで、

おばあちゃんに教えてもらいながら手縫いでいろんなものを作っていました。

小学校高学年になってからは、裁縫ブームが去ったようで

しばらく何もしていませんでしたが

学校の授業でミシンを使ってトートバッグを作ったのが面白かったそうで

「ミシンでバッグを作りたい！」と。

ミシンは下糸がうまく巻けなかったり、いつの間にか糸が絡んでいたり・・と

ミシンに良い思い出がなく、私にはうまくできる気が全くしなかったので

全部自分でやるのなら、という条件でやってみることに。

近所の手芸屋さんで布を選び、チャコペンで印を付けて裁断し、

アイロンをかけて、待ち針をつけて仮縫いをする、、と

習った通りに再現していました。

ミシンの説明書と、you tubeでの説明を見ながら

ミシンの使い方も特に問題なさそうで

あっという間にトートバッグが完成。

それからも暇さえあれば何か作っていて、

バッグやハンカチを増産しています。

たまに隙間が空いてしまったり、ほつれてしまったり、ということもありますが

作った袋を上履き袋に使ったり、外出のときに小物を入れる袋に使って喜んでいます。

その様子を見ながら、私が

「すごいねー、手芸男子だね。」

と何気なく言ったら

「それはジェンダー差別の典型なんだよ」と。

例えば、女子が理系だとリケジョというのに男子が理系でもリケダンとは言わないのと同じで

男子は〇〇をするもの、女子は〇〇をするもの、という先入観が作っている言葉だと説明してくれました。

私たちとは時代が違うので、言葉の選び方も気をつけなければいけないなと思いました。。！

料理男子、とかイクメン、という言葉もそのうち淘汰されていくのかもしれないですね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今回はそろそろ店頭に並ぶようになってきた

洋梨を使ったコンポートをご紹介します。

材料（作りやすい分量）

洋梨（ラ・フランス）2個

A 赤ワイン　150ml

A 水　150ml

A 砂糖　大さじ4程度

A シナモンスティック　1本

A 八角　1個

作り方

1. 洋梨は皮をむいて縦4等分に切る。

2. 鍋に1.の洋梨とAを入れて火にかけ、煮立ったらふたをして弱火で20分ほど煮る。

3. そのまま冷まし、味を含ませる。

・赤ワインは白ワインで代用してもOKです。

・シナモンスティックと八角はお好みで加えてください。

生のまま食べるのとは違った味わいと食感がくせになります。

良かったらお試しください！

星野奈々子さん 料理家

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