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MAMA & PAPA
DIARIES
いろんなママたちの子育て日記

世の中にはいろんなママやパパがいます。料理が得意なママ、都会でバリバリ働くママ、お子さんがたくさんいるママ...
環境が違ってもみんな同じママ。そんないろんなママたちの日常をちょっぴり覗き見してみませんか?クスッと笑えたり、
何かヒントになるコトがあるかも?!

星野奈々子

星野奈々子さん 料理家

ITエンジニアとして働きながら料理の勉強を始め、退社後にフードコーディネーターとして独立。現在は書籍、雑誌、企業のレシピ開発を中心に活動。「はじめての台湾料理」「オートミールの朝食とおやつ」(PARCO出版)など著書多数。12歳の息子を持つママ。

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10歳

こんにちは。

料理家の星野奈々子です。

 

先日、息子が10歳になりました。

早生まれなので、もうすぐ4年生も終わりです。

私の中で、10歳、というのは一区切りのような気がしていて

親離れが進んだり、反抗期が来ることが怖いような気持ちもありました。

年齢が変わったからといって、すぐに変化があるというものでもないですが

この数ヶ月間で、今まで自分でやらなかったことを

一人でさっさとやるようになり、

あれ?と思うような成長の片鱗が見えるようになりました。

 

これから少しずつ、手を離していくことも必要だと思うのですが

幼児期のように泣いたり、怒ったりして感情がわかりやすい形で

素直に表現することが少なくなってくると思うので、

ちょっとした表情やふるまいから、子供の気持ちの変化に

気を配って見守りたいと思っています。

 

誕生日前に、ふと見つけて購入した聖路加国際病院の医師、日野原重明先生の本、

「明日をつくる十歳のきみへ 一〇三歳のわたしから」

息子に渡す前に読んでみたらとても感動し、

ぜひ子供だけではなく、たくさんの方に読んでいただきたいと思う本でした。

 

日野原先生はこの本の中で、

世の中をよくするためには「ゆるしの心を持つこと」と

「大人になったら人のために自分の時間を使えるような人になること」

をわかってもらいたい、と書いています。

 

「ゆるしの心を持つこと」というのは

いじめなどもそうですが、人と人との争いが起きたときに

やり返すのではなく、自分のところで争いを終わらせる。

そうするといじめや戦争のない世の中になる、と。

 

「人のために時間を使えるような人になる」というのは

読んで私がハッとさせられました。

忙しい毎日の中で、できるだけ効率的に過ごそうと

自分のための時間を優先してしまうことが多く、

これからはもっと人のために時間を使っていける人になりたいと思わされました。

 

10歳に向けて書かれた本ですが、大人が読んでもとても学びのある1冊だと思います。

ご興味を持った方はぜひ読んでみてください。

 

**************

今回はもうすぐ春休み、ということで

簡単昼ごはんシリーズ、「豚にら焼きうどん」をご紹介します。

材料(2〜3人分)

豚ひき肉 150g

長ねぎ 1本

にら 1束

冷凍うどん 3玉

A オイスターソース 大さじ2

A 酒 大さじ1

A レモン汁 大さじ1/2

ごま油 大さじ1

 

作り方

1. 長ねぎは斜め薄切りにする。にらは根元を落として4cm幅に切る。

冷凍うどんは袋を少し破り、600Wのレンジで4分ほど加熱する。(1玉につき1分20〜30秒程度)

2. フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉と長ねぎを入れて中火で色が変わるまで炒める。

3. にらとうどんを加えてさっと炒め、Aを加えて全体が均一になるまで混ぜながら炒める。

 

少ない材料であっという間にできるお助けメニューです。

今回は冷凍うどんを使いましたが、中華麺やスパゲッティー、そうめんなどでも代用可能です。

オイスターソースがない場合にはしょうゆでもOK。同様にレモン汁はお酢でも大丈夫です。

昼ごはんに迷ったらぜひ作ってみてください。

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